【宅建合格への道】遂に合格できました。5回挑戦の軌跡。

宅建

だらだらと更新を続けていました【宅建合格への道】ですが、本日が最後となります。5回目の挑戦でようやく合格することができました。

いやー長かったです。正直な気持ちとしては、初受験の時から全力で取組、一発合格すべきでしたね。時間を無駄にしすぎました。

5回目の受験時は、気合を入れて挑みました。過去の4回は本試験の一か月前から勉強を開始し、「受かればラッキー」の様な気持ちで挑んでいましたが、今回は違いました。

試験対策は7月から開始。開始と同時に今年は絶対に受かると周囲の先輩後輩に宣言してから挑みました。

参考書を読み知識を取り込むインプットの時間はそこまで取らず、過去問をひたすら解きまくるアウトプット勉強法に全力で取り組みました。

この時は本試験までに直近10年分の過去問を4周ほど解きました。これが一番効果がありました。色々なところで言われるように、過去問の対策が重要と言われる意味がよくわかりました。

過去問の勉強法としては、まず普通に解きました。そして自己採点をします。その後は間違えた問題の確認をします。いたって普通の流れですよね。

僕はさらに間違えた分野を各年度ことにエクセルにまとめました。そうすると正答率が極めて低い分野が分かってきました。僕の場合は「借地借家法」や「農地法」での正答率が極めて低かったのです。

そこまで難しい範囲ではないと思うのですが、過去問で間違えても、あーそうやったな。くらいで軽く確認しただけだったので、知識として定着せず、何度も間違えておりました。

受験生にとって、「借地借家法」や「農地法」は得点すべき範囲です。こういう分野を落としていることが不合格に繋がっていると理解し、受験生のおおよそ70%ほどが正答する基礎的な問題は必ず落とさないようにする勉強を始めました。

そうすると、今までの勉強法は本当に無駄だということがよくわかりました。参考書を読み、ノートにまとめていても全く内容を覚えなかった僕が、過去問を通して間違えた範囲を覚えなおす作業をすることで、徐々に理解力が上がってきました。

その問題のどこを覚え間違いしているのかを理解し、もう一度その範囲の参考書を読みます。そして再度問題を確認します。時間は掛かりますが、これで覚えていきました。

理解力が上がってくると、問題への対応力も上がってきます。そうなると予想問題集でも得点が取れるようになります。

5回目の挑戦時は必ず合格すると意気込んでいたので、模試も受けました。この模試は「日建学院」さんが開催している模試で、試験一か月前ほどにありました。

このテストで38点を取ることができ、大きな自信に繋がりました。成長が目で確認できるというのはモチベーション維持の観点から非常に大事ですね。

試験当日、体調は良かったです。試験本番ギリギリまで苦手範囲の確認をしていました。本試験が終わり、手ごたえはまずまずでした。解答速報が流れ、確認しようとおもいましたが、なぜか怖くて出来ないのです。

今回は12月の合格者発表まで自己採点せずに待とうとも考えましたが、やはり点数が気になり、自己採点します。結果は36点でした。

自慢できる点数ではないですが、7割は取れているし、合格したのでは!と予想合格ラインを見ると「36点~38点」を予想の文字が目に入りました。

これには絶望を感じましたね。よく宅建試験はあと一点に泣くと言われますが、この時最後の最後に答えを書き直した問題があり、変更しなければ合っていた問題がありました。つまり自分の判断ミスで一点落としているのです。

ここから合格発表までの約2ヵ月間は毎日ドキドキでしたね。予想合格点に変化がないかどうか毎日確認していたほどです(笑)

まあ結果的に合格点は35点となり、無事に合格することができました。

合格者の受験番号発表があり、自分の番号があった時は泣きそうなくらい嬉しかったですね。今まで何の努力もしてこなかった人生でしたが、こんな自分でもやればできるということがわかりました。

たかが宅建試験に合格しただけで大袈裟だと思われるかもしれませんが、僕にとっては人生を変えるほどの出来事なのです(笑)

そんな人生を変えるほどの体験をしたことで、行動が変わりました。まずはこのブログです。ブログなんてする意味ある?と考えていた僕がワードプレスを立ち上げ、ブログを書いています。

しかも朝4時半に起きて出勤前に書いています。なんでそんなことをしているのか。それは自分が宅建を通して得た体験や失敗を発信することで誰かの役に立ちたいと考えたからです。

受験当時、宅建の情報はたくさんありましたが、一発で合格できる方法とか、1ヵ月で合格できる勉強法とか、自分には全く当てはまらない情報ばかりでした。

宅建試験に2回、3回と挑戦している方もいるでしょう。そんな方が4回も落ちた僕を見て、自分にもできると思って頂けたら嬉しいですね。

頭が悪く、要領も悪いですが、このブログでは宅建試験の情報を提供し続けたいと思います。よければ他の記事も読んで頂けると嬉しいです。それでは。

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